受験生の陥る罠(わな)とは

小学生に負けている大学受験生の実態

 「大学受験生は高校受験生・中学受験生よりもマンガ・ゲームが大好きであると」と聞いて驚く方も多いと思いますが、これは紛(まぎ)れもない事実です。大学受験生、高校受験生、中学受験生を比べると、中学受験生が一番マンガ 、ゲームをしてません。大学受験生は小学生にその点で負けていると申し上げています。

受験をまじめに考えマンガやゲームなどの娯楽を一切断っている大学受験生も多くいることも事実ですが、多くの大学受験生に接してきた立場で申し上げると、大学受験の水面下では本当に多くの大学受験生がマンガ やゲームに興じている場面に接することが多く、特に高卒生(浪人生)にその傾向が顕著であることを言及したいと思います。

マンガやゲームが好きであるかに関して、大学受験生よりも中学受験生の方がマンガやゲームをする生徒が少ないかということは次のように説明できます。

  1. 学校がある
  2. 塾が忙しい
  3. 親のコントロールがまだ聞く
  4. 親より先に寝る

その逆に、大学受験生(特に高卒生・浪人生)は

  1. 予備校はあるが意外と時間はある
  2. 自由になる時間が多い
  3. 親のコントロールは聞かない
  4. 親より後に寝る

中学生以上になると親の言うことは聞かない、ましてや高卒生だと特にその傾向は顕著です。ある意味、もう管理されない大人なのですから、自己管理をしっかりして下さい。自分の欲望との闘いに 挑み、勝って下さい。一時の余暇は必要かもしれませんが、マンガ、ゲームは一時で終わらないですよね。できたら、ダンボール箱にマンガもゲームも封印しましょう。自分を誘惑してくるものすべてをつめこんで、封をして押し入れの奥にしまいこむのです。誘惑を断ち切るにはまず、目に入らないようにするのが大原則です。

でも、どうしてもやめられない人は・・・・・。
仕方のない人ですね。・・・・・
では、一つだけいい方法を教えます。新しいマンガやゲームは買わないようにすることです。